Japanese Society for Psychotherapy Integration

日本心理療法統合学会


本学会について

<基本理念>  

本学会は、より良質な心理的支援の提供をめざして、より効果的な支援法をより効果的に組み合わせて提供し、またその効果について実証することをめざして設立されました。

  私たちが目指す心理療法の統合とは、特定の学派を否定するのでも依拠するのでもない形で、あるいは「一つの完成形」を目指すのでもなく、心理療法の発展をはかろうというものです。

<理事>(五十音順)
東斉彰(副理事長),岩壁茂,加藤敬,沢宮容子,杉原保史(副理事長),杉山崇,巣黒慎太郎,野末武義,福島哲夫(理事長),前田泰宏,山蔦圭輔(事務局長),吉岡千波

事務局:〒206-8540 
               東京都多摩市唐木田2-7-1 
       大妻女子大学人間関係学部 山蔦研究室内

<設立趣旨>
 1.心理的支援に対する社会的ニーズ 

  心理的支援や対人的支援を担う専門家にとって効果的な方法による支援(実証された支援法による支援)を実践することは社会的なニーズと言えます。そのためには,実践的活動(臨床)と実証的活動(研究)との両者を重視し,相互に促進し合うシステムを構築する研究実践団体の設立が求められています。 

 

2.各種支援法の統合 

  上記のような社会的ニーズや要支援者のニーズに応える上で,効果的な支援法を効果的に組合せ適用し,またその効果について実証することが求められています。これまで単一の方法を検討する学会は多数存在するものの,さまざまな方法を統合する立場から専門家が交流できる場(学会)は少なく、専門家が集い学び研鑽する“ハブ”の役割を果たす活動体が必要不可欠であると考えました。 

 

3.実証的研究の必要性 

 現在,多様な方法による心理的支援が実践され,一定の効果を上げています。一方,本質的なEvidence Based Practiceを念頭に置きながらも,それ自体について根源的に問いながらの実践を行い,また同時にPractice Based Evidenceを積み上げていく形で,心理的支援の効果について明示することも支援者の責務です。ここでは,科学的見地から臨床実践を行うことが必要不可欠であり,こうした立場を重視し,それを実践へと還元し,さらに実践から科学的知見を得るという往還的な取り組みを可能とする活動体が求められています。 

 

4.心理的支援者の初期教育・生涯教育 

 心理的支援を実践する専門家が,その専門性を維持し高める上で,上記の通り,さまざまな心理療法の中から何をどのように学び、それらをどう実践するべきかの指針が必要です。実践と研究とのバランスを保ち研鑽することも求められます。そして,このような見地からのスーパービジョンや継続教育の場を十分に提供することも必要不可欠です。 

私たちの活動

沿革

  私たちは2005年から「心理療法統合を考える会」として、また2010年から「関西折衷的心理療法研究会」として、研究と会合を重ねてきました。
  その成果はすでに以下のような著書ともなって結実しています。

岩壁 茂・平木 典子・福島哲夫

新世紀うつ病治療・支援論―うつに対する統合的アプローチ  2011年  金剛出版


東斉彰・加藤敬・前田泰宏

統合・折衷的心理療法の実践―見立て・治療関係・介入と技法 2014年 金剛出版


杉原 保史・福島哲夫・東斉彰

公認心理師標準テキスト 心理学的支援法  2019年  北大路書房

基本的な事業

  研究と研修の両方をサポートします!
  具体的には、技法・アセスメントの習熟と、どのような事例にどのような技法を適用すべきかの検討のためのワークショップ開催、さらに効果研究やプロセス研究に関する研究発表、研究支援と統合的スーパービジョンをはじめとする研修機会の提供をいたします。
  また学会機関誌「統合的心理療法学研究(Japanese Psychotherapy Integration)」の発刊を予定しています。  


入会案内
入会資格:
臨床心理士、公認心理師、産業カウンセラーをはじめとする対人援助職に携わる人。対人援助を学ぶ大学生・大学院生。
入会金     2,000円 

会費(年額):   

正会員 5,000円 

準会員 3,000円 

学生会員 3,000円 

賛助会員 一口  30,000円 

イベント

・第1回学術大会
2020年3月14日(土)、15日(日)大妻女子大学千代田キャンパスにて
【14日】
13:00~会員総会
14:00~大会長講演「大きな統合と小さな統合―ささやかでかけがえのない心理療法を 目指して―」(福島哲夫)

15:30~公開SV「異なる立場からの事例検討」(Vor:野末武義・岩壁茂・前田泰宏、司会:山蔦圭輔)
 
15:30~シンポジウム「医療・教育・産業領域における統合的アプローチ」(シンポジスト:杉原保史・杉山崇・吉岡千波、指定討論:沢宮容子・加藤敬、司会:巣黒慎太郎)

18:00~懇親会(大妻女子大学コタカフェにて)
  ☆参加無料(協賛:学研メディカル秀潤社)

【15日】
10:00~ワークショップ1「心理力動論をベースにした関係的で体験的な統合的心理療法」(杉原保史)

13:00~ワークショップ2「技法折衷アプローチの方法と実際」(東斉彰)

15:30~ワークショップ3「働く人への統合的カウンセリング―事例とワークで学ぶ,欲求・願望の汲み取り方」(杉山崇)
10:00~15:00研究発表(事例研究・プロセス研究、調査研究、その他)

大会参加・発表申し込みは以下で
大会参加・発表申し込み


その他の学会での関連シンポジウム等(報告)
・『心理学的支援法』(北大路書房)の出版記念講演会。杉原保史、福島哲夫、東斉彰の編者3人が心理学的支援について語りました。
講演会動画は以下です。
https://kscc.or.jp/?page_id=9897

過去のイベント
日本産業カウンセリング学会ラウンドテーブル
2019年8月25日
(大妻女子大学千代田キャンパス)
・日本心理学会 シンポジウム&ポスター発表
2019年9月11日(立命館大学茨木キャンパス)

ブログ・論文

私たちの気軽なブログ・ちょっとまじめな論文など、雑多に掲載していきます。

動画

心理療法統合に関するレクチャーの動画です。